クリスマスにチキンを食べるのはなぜ?由来はどこからきたのか。 |

クリスマスにチキンを食べるのはなぜ?由来はどこからきたのか。

   

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日本人の多くはクリスマスイブの夜にはフライドチキン
もしくは何らかのチキンを食べる傾向があります。


しかし、世界的に見てもこれはとてもユニークな習慣なのです。

 
欧米では基本的にクリスマスは七面鳥を家族で食べます。
ですから、海外の人から見たら日本のクリスマスの
チキンを食べる習慣が不思議だと思います。

 
なぜクリスマスにチキンを食べるのでしょうか?!

 

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日本人はなぜクリスマスにフライドチキンを食べるの?


 
日本でクリスマスはチキンを食べる習慣が根付くようになったのは
最近のことで昔はそのようなことはなかったようです。



 
というのも、昔のアニメの『魔法使いサリーちゃん』ですが、
この1966年制作ののDVDを観ていると、
「サンタクロースがやってきた」という放送回で、
クリスマスのシーンのときにお肉屋さんが
「クリスマスだよ!」「七面鳥だよー!」と連呼しているのです。

 
この『魔法使いサリーちゃん』の世界だけをもって
昭和のクリスマスを認識することはできないかもしれません。


 
それでも、少なくとも1960年代のクリスマスに
七面鳥を食べている日本人がいて、
それがアニメの一シーンとして違和感がなく放送されているのです。



 
そしてクリスマスのチキンの話ですが、
クリスマスにフライドチキンを食べる習慣は、
なんとケンタッキーフライドチキン(KFC)が日本に1号店を出店した
1970年11月21日以降に始まるのです(KFCのホームページ)。

さらに1971年7月にKFCは東京・青山にも進出します。

 
そして、クリスマスに、ある外国人のお客さんが青山店で
「日本では七面鳥が手に入りにくいので、
KFCのチキンでクリスマスを祝うよ」と言ったのだそうです。

それにヒントを得て、営業担当者が『クリスマスにはケンタッキー!』を
広くアピールしようと考えたのます(同上)。


 
これはKFCのホームページにも書かれていることですからまず間違いありません。


 
実際にKFCでも「クリスマスにチキン」キャンペーンは1974年12月からであり、
その後、「クリスマスはチキンを食べる」という習慣は
日本中に広がっていくのです。

 
興味深いことは、このKFCが始めたキャンペーンが、
すでにKFCを超えていることです。

日本人はクリスマスにKFCではなくても、
とにかくチキンを食べるようになりました。


この時期に鳥のモモ肉の売り上げがものすごく伸びるそうです。


 
もともと串焼きや唐揚げなど、
国内では鶏肉が食べられてきましたからそれほど違和感なく
クリスマスもチキンを食べようということでチキン好きが
キャンペーンに乗っかったというのが大筋のような気がします。

 

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世界中でクリスマスに最もチキンを消費する日本?!


それでは、この日本人の習慣は間違っているのでしょうか。

そもそも、クリスマスに欧米人が七面鳥を食べるのも
宗教的な理由からではないのです。


 
17世紀に英国から米国に渡ったピューリタンの人々が
米国で野生の七面鳥を捕獲して、
特別な時に食べ始めたことが起源とされています。

米国中に広まったクリスマスの七面鳥料理はここからきて、
それが欧州に「逆輸出」されて、現在に至っているということです。



 
クリスマスに七面鳥を食べることが「王道」ということではありませんね。
ですからチキンでも全くおかしくはないのです。


 
何かが伝来されていくことで、何かを失っていき、
最後にはオリジナルの欠片も残っていないということがよくあります。

そこまで大げさなことではないのですが、
七面鳥が鶏に変わってもそれで潤う人がいればそれでいいのではないでしょうか。



 
以上、クリスマスにチキンを食べるのはなぜ?
由来はどこからきたのかまとめてみました。


クリスマスにチキンを食べる意味や由来はいかがでしたか。
今年も素敵なクリスマスになるといいですね!
 

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