除夜の鐘、煩悩の数108回叩く?鐘をつく時間は決まっているのか? |

除夜の鐘、煩悩の数108回叩く?鐘をつく時間は決まっているのか?

      2015/10/19

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除夜の鐘とは、大晦日のちょうど日付けが変わって
新しい年になる深夜0時をはさんでつく鐘のことを言います。


これはもう誰でもわかっていることでしょう。

 
ところで除夜の鐘、煩悩の数108回叩く?
鐘をつく時間は決まっているのか?


気になるところです。

調べてみましたので参考にして下さい。

 

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除夜の鐘の由来


 
除夜の鐘をつく理由は、
人の心の中にある煩悩を祓うためだとされています。


仏教では、人には百八つの煩悩があると考えられています。

その煩悩を祓うためにつく除夜の鐘の回数は
その煩悩の数の108回とされているのです。


 
煩悩とは、人の心を惑わせたり、
悩ませたり苦しめたりする心の働きのことを言いますが、
人には必ずついているものですから、
それが必ずしも悪というものではないとされています。

 

人の心を惑わせるものが煩悩だとすると代表的な煩悩は


 
○欲望(肉体的・精神的なもの)、
○怒り、
○執着、
○猜疑心


などが有名なところです。

ここから更に細かく分類することで、
三毒とか、百八煩悩とか、八万四千煩悩など、
分類の方法よって、様々なものがあります。

 

除夜の鐘の意味


 
鐘をつく回数が108回という理由については、
煩悩の数が108つあるからだということですが、
それではなぜ大晦日に鐘をつくのでしょうか。

鐘を108回つけば大晦日でなくても良いのでは…

 
大晦日に鐘をつく理由としては諸説あるようです。

仏教では煩悩を祓うことによって解脱し、
悟りを開くことができるとされています。


 
本来は、日頃から仏教の修行を積むことによって
これらの煩悩を取り除いて、解脱することができるのですが
(悩みや苦しみや迷いから解放されて人間として究極の理想的な状態になる、
あるいは悟りを開くことができるのですが)、

除夜の鐘には厳しい修行を積んでいない一般の私たちにおいても
こうした心の乱れや汚れを祓う力があるという信仰が現在まで伝わっていて、
除夜の鐘の儀式となって、古来から続いているのです。

ですから、普通の日ではなく除夜、
つまり大晦日に鐘を打つということですね。


解脱は解脱者として扱われていますが、
現在まではっきりとした解脱者はいません。

仏陀ですら「解放者」ということですから、
解脱は永遠のテーマと考えていいでしょう。

 
お寺にある鐘は、梵鐘(ぼんしょう)と呼ばれるもので、
仏具のうちの重要なものの一つです。


もともと仏教では、お正月には、お盆とならんで
年に二回先祖を祀る儀式がありました。

これが歴史を重ねていく中で、
日本では「お正月は年神様(豊穣・豊作の神様)に
その年の豊作を祈る」という神道の信仰へと移っていき、
仏教の古い儀式としては夏のお盆のものだけが長く受け継がれているのです。

 
もともとあった仏教の風習のうち、正月に関してのみ、
除夜に鐘をつく風習だけが今に残っているということです。


梵鐘の澄んだ音は、深夜の空気と相まって心に染み渡ります。
鐘を叩くことで私たちの魂が共鳴するような気持ちにさえなるのです。

お寺の梵鐘は普段は朝夕の時報として用いられるほか、
法要の開始を知らせる際などにも用いられます。

 
もっとも、こうした用途だけでなく、鐘の音そのものには、
苦しみや悩みを断ち切る力が宿っていると昔から考えられていて、
仏教の大切な道具として除夜の鐘にも用いられているのです。

 

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除夜の鐘をつく時間


 
これはお寺によってまちまちのようです。
特に決まりはないというのが答えになります。

 
108回の鐘を年内につきおわるお寺もありますし、
多くは夜の11時半からつき始めて終わりまでというお寺が多いようです。


 

まとめ


 
除夜の鐘、煩悩の数108回叩く?
鐘をつく時間は決まっているのか?
まとめてみましたがいかがでしたでしょうか。

除夜の観を鳴らすのにもちゃんと意味がありましたね!

今年はその意味を知ったうえで
除夜の鐘を聞くと一味違った感じになるのではないでしょうか。

 

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